占有者の話を聞いて状況を把握

2012.01.16

数日後、私は近くのファミリーレストランで娘さんに会いました。娘さんは30代半ばで、会社勤めをしていました。しばらく話をしているうちに、「借金がある」と漏らしました。娘さんは多額の借金をしていました。住宅ローンの残りのほか、クレジットカードで買い物をしたものもありました。「あの家に住んでいたいんです。ただ、500万円の借金があるんです」最初、娘さんはそう言いました。そして、給料のほとんどがローン返済に消えていくと言います。

(参考)
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「大変だったね。苦労したね。一人で」そう言うと、娘さんはポロポロと涙を流しました。父親も借金のことはわかっていたそうです。でも、督促の電話がかかってくるたびに、酔った勢いもあり、「うるせえ、なんだ、このやろう!」とガチャ切りしていたそうです。だから娘さんは、誰にも相談できずに一人で悩んでいました。私は、「このままでは切羽詰まって大変なことになるよ」と言いました。娘さんも何とか返済したいと言います。そこで知り合いの弁護士さんを紹介し、債務整理の相談をしました。そのときに新たな借金についてもわかり、住宅ローンの残高が約1200万円、クレジットカードの残高が約800万円、合計2000万円の借金がありました。