カビ臭い店の奥に、分厚いメガネをかけたおやじが座っている、というのがひと昔前の古本屋さんのイメージだが、最近はいっけんコンビニのような明るい店が増えている。ブックオフなどがその代表で、こういう新型の古書店は、新古書店とかリサイクル書店などと称している。中古の本を買って売る、というビジネスの基本は、従来の古本屋さんもリサイクル書店も同様だが、本を買い取るときの値付けの方法は大きく異なる。従来からある古本屋さんでは、買い取り価格は店主の経験とノウハウで決まる。本の状態はもちろんだが、店主はその本の流通量やその本の著者のほかの作品の売れ行きなども考慮に入れて、値付けをする。