私は今をさること30年近く前に大学在籍中にはじめてやったアルバイトがお中元の配送仕分けの仕事でした。仕事場は横浜駅から歩いて5分くらいのデパートの配送を請け負っている運送会社の仕分け場でした。わたしの仕事はベルトコンベアを流れてくる商品で自分の担当地域が伝票に記載されていれば、すかさず商品を掴みキャリアーの中にしまうというもんです。大手のデパートでお中元商戦真っ只中ということもあって、チャップリンのモダンタイムスのように自分を機械のように思い、ひたすら担当地区の商品がくれば商品を丁寧に扱おうとは思わずに滞らないようにスピードを心掛けて処理するといった感じでした。そのため、多少雑になろうともお構いなし。おそらく中で破損や箱の破れはあったかと思います。お中元の贈り手は自分が思いをこめたものがまさしくモノ扱いで贈られているとは思わないでしょう。自分も年をとり、お中元を贈ったり、貰ったりするようになって心苦しく思うことがあります。