ステンレスのような良い材料を使うとよい

2011.11.19

よく使われているのが銅である。昔から、立派な家や神社仏閣には銅板が使われている。工事したばかりの銅は、赤く光り輝いているが、しばらくするとくすんだ茶になり、一〇年以上経って緑青が出てくる。しかし、銅の谷や屋根などは、瓦のアクや大気汚染で、穴が開くことがある。もっと素晴らしい金属板はステンレスである。ステンレスには、カラーステンレスとステンレス板そのものがある。ステンレスでは冷たい感じがするという方には、カラーステンレスをお勧めする。見た感じはカラー鉄板と同じだが、私がらすると今ひとつ味気ない。ステンレスそのままで良いと思う。ステンレスの輝きは本物の証である。錆びないしるしともいえる。屋根や庇、露除けにも、ステンレスを使うことをお勧めしたい。今、屋根の谷や水切りに、ステンレスを使う建築会社や住宅メーカーはほとんどないように思う。建物の寿命という点で、雨仕舞いは重要である。建築費が少々かかっても、ステンレスのような良い材料を使うとよいだろう。